姶良市デジタルミュージアムは鹿児島県姶良市の歴史をデジタル化して保存しようというホームページです。電子ライブラリーとしてお使い下さい
姶良市デジタルミュージアム

刀匠墓

種別
記念物(史跡)
内容
員数
寸法
製作年
江戸時代後半
所在地
姶良市加治木町 東楽寺墓地
所蔵者
個人
管理者
個人
指定年
昭和43年9月20日
解説

薩摩刀の起源は、平安時代に大和国から鹿児島の谷山に刀鍛冶がやってきて、「波平」という刀工一門が桃山時代以前に隆盛した。近世になると、様々な流派が増え、江戸時代後半からは、加治木でも竹廻間(たかば)家から「池系」と呼ばれる刀工が出て活躍した。現存作品数は多くなく、「隅州住貞宗」と銘を切った日本刀が市指定文化財となっている。                      〇池 正光 宝暦4年(1754)11月15日生まれ。伯耆守正幸に師事し、文化2年(1805)8月6日死去。                〇池 正景 正光の長男で、安永9年(1780)6月26日生まれ。文久2年(1862)9月6日85歳で死去。                           〇池 盛荷(正路) 正景の長男で、文化3年(1806)2月7日生まれ、明治3年(1870)2月19日65歳で死去。

刀匠墓全景

市指定文化財「隅州住貞宗」