鹿児島県を代表する素朴な民芸品。戦後一時期すたれたが、昭和40年に帖佐人形保存会が設立され、型を集め土人形の復元に取り組み今日に至る。昔は節句人形や子供の誕生祝に贈られた。県内の土人形では最も生産量が多かったという。題材は神話や昔話にちなんだものが多く、伏見人形系といわれる。神功皇后・山姥・武内宿祢・天神・座り犬など約70種類がある。
1.ウスで粘土をつく
2.粘土をこねる
3.薄く粘土を切る
4.粘土板2枚を用意する
5.雲母(きらら)を型にまぶす
▲