上場庚申供養碑

種別
記念物(史跡)
内容
民俗文化財
員数
寸法
H221㎝
製作年
江戸時代、正保4年(1647)
所在地
姶良市船津23-8
所蔵者
今村氏
管理者
今村氏
指定年
昭和49年5月15日
解説
旧姶良町内の庚申碑は、現在12基確認されており、この上場庚申供養碑はその中で最も大きなものである。山形の最上段の月輪内には青面金剛を顕す梵字が彫られ、中断には建立の主旨、下部には船津村14名他の寄進者の名が側面まで刻まれている。庚申信仰は道教の三尸の虫がいて、庚申の夜の睡眠中に体から抜け出して昇天し、天帝にその人の罪科を逐一報告すると考えられた。そして、罪の軽重によりその生命を短縮されるといわれた。このため60日ごとにめぐってくる庚申の日には、信者たちが集まり、青面金剛の掛軸や庚申塔をまつり、夜を徹して酒盛りや雑談に興じ、性行為を謹み、朝を迎える。この行事を6回連続して行えば、三尸の虫は根絶できると信じられた。庚申信仰は、平安時代から鎌倉時代にかけては貴族社会で行われ、戦国末から江戸時代にかけて、全国に広まった。