久末田の神舞
- 種別
- 無形民俗文化財
- 内容
- 民俗芸能、御田植え祭りに多人数で踊られる豊作祈願の踊り
- 員数
- 1保存会
- 寸法
- ―
- 製作年
- 由来不明
- 所在地
- 姶良市蒲生町久末
- 所蔵者
- 久末田の神踊り保存会
- 管理者
- 久末田の神踊り保存会
- 指定年
- 平成16年7月20日
- 解説
田の神踊りは、狂言風の野外劇である。道踊り・餅つき・庭もどしの3幕からなる。 〔登場人物の衣装扮装〕 田の神:羽織・ハカマ・白足袋・ゾウリ・頭に烏帽子、手に御幣。セベウ:浴衣・ハカマ・陣羽織・白足袋・ゾウリ、世話役:頭に烏帽子・手に扇子。三吉:浴衣の裾をはしょり、白又は赤の帯でタスキ、手拭のほおかぶり、頭にひょうたん、股下に赤い異様のものを下げる。お市ごけ女:絣の着物に前掛け、赤だすきに姉さんかぶり。腰巻きは赤で手にメシゲとお盆をもつ。顔は白化粧し、ほお紅を丸く大きく塗る。コンゴ:浴衣に紅白のタスキをして裾をはしょる。勢子:紙の面をつけ、手拭でほおかぶり、手に杵の代わりに棒を持つ。 〔構成人数〕田の神1、セベウ1、三吉2、お市ごけ女1、コンゴ20、用具持ち小太鼓1、拍子木1、小鉦1、笛1、歌手1.*田の神は小男、お市ごけ女は大男、セベウは村の頭役が務める、三吉はひょうきんで機転の利く者、ごけ女は悋気を演じる。