入枝佐五右衛門尉長著墓
- 種別
- 記念物(史跡
- 内容
- 江戸時代初期、島津義弘の殉死者の墓
- 員数
- 1
- 寸法
- H143㎝
- 製作年
- 江戸時代
- 所在地
- 姶良市加治木町錦江町63
- 所蔵者
- 入枝家
- 管理者
- 入枝家
- 指定年
- 昭和38年12月27日
- 解説
入枝は元和5年(1619)8月16日、実窓寺磧で義弘に殉死した7人のうちの一人である。佐五右衛門は、切腹の当日、自宅で別れをかわした後、家を出ようとした時、友人の白尾里右衛門が来たので再び家に入り、「紅葉狩り」という謡を二人で歌ったという。この時いつものと変わらぬ堂々とした佐五右衛門の声であったので、白尾は感心して別れたという。島津家では殉死禁止令が出ていたので、入枝家は家禄没収されたという。