初午祭 鈴懸け馬
- 種別
- 無形民俗文化財
- 内容
- 年中行事
- 員数
- 1
- 寸法
- -
- 製作年
- 所在地
- 姶良市加治木町木田
- 所蔵者
- 初午祭御新馬保存会
- 管理者
- 初午祭御新馬保存会
- 指定年
- 昭和44年5月19日
- 解説
初午祭は鹿児島神宮の末社保食神社(馬頭観音)が中心となって行われるもので、馬は保食神社でおはらいを受けたのち、本宮に参詣する。加治木では鹿児島神宮との昔からの関係で、毎年旧暦18日の最初に木田の馬が参拝している。この馬踊りには男女ともべに・おしろいを美しく塗り、手拭いで頬かむりし、派手な模様の衣装をつけ、足には脚絆代用の白布・白足袋・ゾウリをはき、裾を端折って太鼓・三味線に合わせ、手拍子をそろえて馬の周りを賑やかに踊り廻るのである。首を振りながら後足でいせいよくはねて踊る。馬のにはたくさんお鈴をつけ、五色の布で飾られた御幣・紙張りの初太鼓をつけ、顔の両側には各集落の名を書いた旗をつけてある。馬踊りの歌には、次のようなものがある。 1.さても見事な、八幡馬場よ、鳥居におハトが巣をかける。2.踊れ踊れ踊れば花じゃ。踊らんにゃ損じゃ。