名山楼詩集版木
- 種別
- 有形文化財(書跡)
- 内容
- 書跡
- 員数
- 61
- 寸法
- -
- 製作年
- 寛政12年(1800)
- 所在地
- 姶良市加治木町仮屋町250
- 所蔵者
- 姶良市
- 管理者
- 姶良市教育委員会
- 指定年
- 昭和29年3月15日
- 解説
- 「名山楼詩集」は、寛政12年(1800)2月に加治木家島津久徴が著した詩集である。この版木は精巧な作りであり、近世における薩摩藩の文化を知る上で貴重なものである。現存しているのは、初稿及び第2編の版木61枚である。島津久徴は、宝暦2年(1752)に生まれ、錦水と号した。錦水の詩風は唐・宋・明の格調で端麗なのが特長であり、詩句は厳格だがやや技巧的といわれている。