大井上神社伝来の墨書材
- 種別
- 有形文化財
- 内容
- 天正17年前後の神社造粒の経緯を柱へ墨書したもの
- 員数
- 3点
- 寸法
- 長さ147×幅26×奥行11㎝
- 製作年
- 天正17年(1589)2月29日
- 所在地
- 姶良市加治木町仮屋町250
- 所蔵者
- 姶良市(旧大井上神神社)
- 管理者
- 加治木郷土館
- 指定年
- 平成17年8月10日
- 解説
- 加治木町小山田の大井上神社へ伝来し、昭和42年の社殿改築の際に墨書材3点が確認されたので、加治木郷土館へ寄贈され、平成17年に指定された。墨書の内容は、「豊臣秀吉が九州に侵攻してきて、これを島津勢が迎え撃ったが敗北し、島津の殿様は京都へ連れていかれた。心配していたら、殿様は無事帰国し、領国安堵ということになったので、感謝してこの神社を造った。」と当時の様子が詳しく書かれている。