大口筋 白銀坂
- 種別
- 記念物(史跡)
- 内容
- 史跡
- 員数
- 1
- 寸法
- 姶良市脇元全長2,640m、鹿児島市吉田側260m
- 製作年
- 江戸時代
- 所在地
- 姶良市脇元
- 所蔵者
- 姶良市
- 管理者
- 姶良市教育委員会
- 指定年
- 平成18年7月28日
- 解説
- 白銀坂は、鹿児島県姶良市脇元から鹿児島市宮之浦町までの石畳が残る旧街道である。この旧街道が通る山並みは、古代における薩摩国(鹿児島市側)と大隅国(姶良市側)の国境であった。また、戦国時代には、島津貴久や島津義弘等の武将たちがこの坂に陣を構えたと言われている。
江戸時代に入ると、白銀坂は鹿児島藩の主要街道「大口筋」として整備され、藩内随一の難所として人々に知られていた。(鹿児島では街道を筋と正式に呼んだ。)
「大口筋」とは、鹿児島城下から重富-帖佐-加治木-横川-大口-「亀坂峠」(熊本県)まで、全長約70㎞の街道を指す。姶良市加治木町の「龍門司坂」(国史跡)にも切石を敷き詰めた石畳が残っている。平成18年7月28日に「大口筋 白銀坂・龍門司坂」は国史跡に指定された。
県内主要街道図
白銀坂と大口筋
白銀坂修復工事区域図
石畳標準平面・断面図
三国名勝図会(布引滝と白銀坂)
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