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姶良市デジタルミュージアム

宇都窯跡出土品

種別
有形文化財(考古資料)
内容
瓦、茶道具(抹茶椀・茶入・水指・蓋)、甕、焙烙、杯、小杯、馬蹄形ハマ、ハマ
員数
82
寸法
製作年
慶長6年から慶長11年
所在地
姶良市東餅田498 姶良市歴史民俗資料館
所蔵者
姶良市
管理者
姶良市教育委員会
指定年
令和6年1月12日
解説
宇都窯は島津義弘が帖佐屋形の北西に、朝鮮出兵から連れ帰った陶工・金海(和名:星山仲次)に命じて築かせた小型の単室登窯で、現存する薩摩焼最古の窯である。 発掘調査により窯は一度造り替えられたことが確認され、平成14年4月23日に鹿児島県の史跡に指定された。 窯の周辺からは焼成されたと考えられる茶道具(抹茶椀・茶入・水指・蓋)と窯道具など82点が出土しており、茶入にみられる技法から当時、京都・大阪で人気を博した「薩摩茶入」の製作が着手されていたことがうかがえる。

古帖佐焼宇都窯跡

宇都窯全景

宇都抹茶椀側面