山田の凱旋門
- 種別
- 登録有形文化財
- 内容
- 建造物
- 員数
- 1
- 寸法
- 高さ471cm、横488cm、幅121cm
- 製作年
- 明治
- 所在地
- 姶良市下名1178
- 所蔵者
- 姶良市
- 管理者
- 姶良市教育委員会
- 指定年
- 平成13年8月28日
- 解説
- この凱旋門は明治37・38年の日露戦争に、当時の山田村から従軍した人たちの無事な帰還を記念して建造されました。明治39年(1906)3月に 『山田村郷土誌』には、山田村からの従軍者は、陸軍88名・海軍25名、計113名であったと記してあります。 石造りの凱旋門は、鹿児島が誇るアーチ式の石橋技術を応用したもので、全国的でも1基しかない貴重な文化財です。使われた石材は凝灰岩で、言い伝え によると、上名の池平から切り出したといいます。石工は細山田ケサグマという人だったそうです。