岩剣神社石橋
- 種別
- 有形文化財
- 内容
- 建造物(橋梁)
- 員数
- 1
- 寸法
- 長さ4.66m,幅2.16m
- 製作年
- 嘉永2年(1849)
- 所在地
- 姶良市平松 岩剣神社境内
- 所蔵者
- 岩剣神社
- 管理者
- 岩剣神社
- 指定年
- 平成3年2月15日
- 解説
- この石橋は、境内鳥居前を流れる小川に幕末の嘉永2年に架けられた石橋である。架橋当時は鹿児島城下において、肥後の石工岩永三五郎が活躍し、五大石橋を手掛けている。この石橋は最後に架けられた玉江橋と同年の完成となる。『有村家萬古案記』によれば、嘉永2年の項に「岩剣宮下之橋、太鼓橋御出来 相成四月方より石取抔取付有之候処、八月成就」とある。平成5年8月の鹿児島大水害の際、この橋は一部破損流失したが、翌年神社の協力により修復した。岩剣神社は旧重富郷の郷社である。創建年代は不明であるが、島津義弘は平松城在城の頃、しばしば参詣し神舞を奉納し、神領六十石余と神林を寄付したという。