春花の太鼓踊り
- 種別
- 無形民俗文化財
- 内容
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- 員数
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- 寸法
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- 製作年
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- 所在地
- 姶良市春花
- 所蔵者
- 春花地区
- 管理者
- 春花太鼓踊り保存会
- 指定年
- 昭和49年5月15日
- 解説
踊りは最初、道太鼓という打ち方で会場の後方から前に進んでいく。隊列が整うと、向って左手の頭打ちが勢いよく左回りに走り出す。これを「逆走り」といい、一回半程度回りる。この時、右手の頭打ちと後ろの太鼓打ちは、右回りにゆっくりと円陣を組む。初めの踊りは「庭入り」と呼ばれている。終わりに近づくと、左右の頭打ちが三角形を描きながら元の位置に戻る。この動きを「セキ寄り」という。この一連の踊りを3回繰り返す。2回目と3回目の「逆走り」の後に鉦打ちの一人が、「入り鉦」を行う。踊りは「退き太鼓」を合図に終わる。 歌詞は次のとおり、伊勢ん熊野にうづらがほける むかえん土手に 鳴く鈴虫が 何とほけるか 立ち寄り聞けば 何と鳴くかと 立ち寄り聞けば 姶良町内には、以前各地区に太鼓踊りが残っていましたが、今ではここ春花地区だけが、その伝統を守っている。