木津志の山伏踊り
- 種別
- 無形民俗文化財
- 内容
- 山伏一行の鬼神退治の野外劇
- 員数
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- 寸法
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- 製作年
- 江戸時代
- 所在地
- 姶良市木津志
- 所蔵者
- 木津志地区
- 管理者
- 木津志伝統芸能保存会
- 指定年
- 昭和19年5月15日
- 解説
山伏踊りは、大江山伝説(酒呑童子)を題材とする野外劇である。その起源は江戸時代の享保の頃、木津志の上提にいた金田山伏親子が習得していたものを村人に伝えたといわれている。昔は8年ごとに踊られていたがその制度も崩れ、昭和40年の姶良町制10周年と40周年記念に披露されている。話のあらすじは、昔、みこの御嶽に住み、村人に悪事を働く鬼神がいた。そこに通りかかった山伏一行が村人の願いを聞き、山伏の特別な力(法力)で加持祈祷を行い、さしもの強い鬼神を退治し、真人間に返すという物語である。クライマックスでは爆竹や花火の演出があり、登場人物も60から70人と大がかりであった。