欄干橋擬宝珠
- 種別
- 有形文化財
- 内容
- 加治木屋形前の欄干橋擬宝珠
- 員数
- 7
- 寸法
- 高さ32㎝×径15㎝
- 製作年
- 江戸時代初期
- 所在地
- 姶良市加治木町仮屋町250
- 所蔵者
- 姶良市
- 管理者
- 姶良市教育委員会
- 指定年
- 昭和41年3月25日
- 解説
- この擬宝殊(ぎぼし)は仮屋町曽木家の東南角に架設されていた欄干橋のものである。終戦後の昭和24年、戦災復興の都市計画街路によりこの橋は撤去され、加治木護国神社東にある島津義弘公薨去地碑へ移されている。江戸時代には欄干橋は擬宝殊橋と呼ばれ、義弘公が帖佐から加治木へ移転する前年の慶長11年(1606)に、居館前の堀へ架けられた。唐(から)かねの擬宝殊には、「慶長拾一年 丙午 三月吉日」の刻銘がある。擬宝殊は当初10個であったが、現存するのは7個である。加治木郷土館で一部が展示されている。