相良藤次は、文化13年(1816)3月28日、加治木の諏訪馬場で生まれ、旧名は岩崎千吉である。幕末の嘉永2年(1849)に島津家世継ぎ問題が起こり、斉彬擁立派の志士は処刑または流罪にされた(お由良騒動)。身の危険を感じた相良藤次は、葛城彦一とともに筑前藩主黒田斉溥のもとに身を寄せた。斉彬のしゅうふう
相良藤次の墓
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