葛城彦一墓
- 種別
- 記念物(史跡)
- 内容
- 墓及び記念碑
- 員数
- 1
- 寸法
- H137㎝、記念碑H250(140+基礎110)㎝
- 製作年
- 明治13年
- 所在地
- 姶良市加治木町 真光院墓地
- 所蔵者
- 個人
- 管理者
- 個人
- 指定年
- 昭和44年5月19日
- 解説
彦一は、江戸時代後期の文化14年(1817)生まれで、早くから国学を志し、20歳の時に江戸へ出て平田篤胤に師事し、多くの学者や志士と交流をしていた。鹿児島へ帰ると、藩内は跡継ぎ問題でお家騒動が起こり、斉彬派と久光派に分かれて争っていた。過激な斉彬派の動きのため、主立った者は厳しい処分を受けた。(お由良騒動)身の危険を感じた彦一は、同志の相良藤次とともに筑前藩主黒田斉溥を頼り亡命した。後には、近衛家に仕えて幕末維新の京都で活躍した。