金山橋
- 種別
- 有形文化財
- 内容
- 一連アーチ式石橋
- 員数
- 1橋
- 寸法
- 長さ約23m、幅約4.2m、川床からの高さ10m。
- 製作年
- 明治12年(1879)
- 所在地
- 姶良市加治木町小山田井手口
- 所蔵者
- 姶良市
- 管理者
- 姶良市
- 指定年
- 平成元年3月30日
- 解説
江戸時代には、旧街道である大口筋は龍門司坂を超えて小山田に通じていたが、明治になると、横川の山ヶ野金山を経営していた島津家は、金山から積出港であった加治木の舌出し(港)まで新たに道を開き、この橋を第1金山橋とし、ほかにも架橋した。金山橋を渡った鉱石は加治木城内を抜け、山麓の口の町から新道を通っていた。明治20年代になると、勾配の緩やかな加治木城東中腹を通る道(現道)が開通している。
金山橋上流には、板井手の滝があり、金山橋と一体感のある独特な景観を醸し出している。