銅鏡 秋草双雀文様一面
- 種別
- 有形文化財(工芸品)
- 内容
- 工芸品
- 員数
- 1面
- 寸法
- 直径20.15cm
- 製作年
- 鎌倉時代
- 所在地
- 姶良市蒲生町上久徳 蒲生八幡神社
- 所蔵者
- 蒲生八幡神社
- 管理者
- 蒲生八幡神社
- 指定年
- 大正7年4月8日
- 解説
- この鏡は蒲生八幡神社に保存されている。蒲生八幡は保安4年(1123)に蒲生院の総領職であった蒲生上総介舜清が、豊前(大分)の宇佐八幡の分身を移して建立したといわれている。鏡の直径は20.15cmあり、裏面に秋草と雀が克明に刻まれ、内区と外区の界線にかまわず、外区から内区へ秋草を配し、2羽の雀が鈕(ちゅう)の片側に飛び上がって鏡面の秋草を生かした文様は、日本的な味を横溢させており、いわゆる藤原鏡の特色をよく表している。蒲生八幡神社には、他にも多数の鏡や11面の面が伝世されています。