隅陽記
- 種別
- 有形文化財
- 内容
- 加治木島津家の記録所編さん物
- 員数
- 2冊
- 寸法
- H25.5×W17×D2~1.5㎝
- 製作年
- 江戸時代
- 所在地
- 姶良市加治木町仮屋町250
- 所蔵者
- 姶良市教育委員会
- 管理者
- 加治木郷土館
- 指定年
- 昭和45年7月20日
- 解説
- 「隅陽記」は、江戸時代の元和元年(1615)から宝暦13年(1763)に至る加治木の年代記である。年代記とは一定の時代の歴史事象を年代順に記録した編年体の歴史書のことである。「隅陽記」には、豊臣氏が滅んだ江戸時代初期の元和元年から江戸中期の八代藩主島津重豪の治世前期までの約150年間の記事が編年順に収められている。原本の表紙の裏書に「隅陽記」の以前の所蔵先と思われる「御記録所」の記述がみられる。これは加治木島津家の記録所のことと考えられる。