龍門司焼技術
- 種別
- 無形文化財(工芸技術)
- 内容
- 陶芸における釉薬技法
- 員数
- 1式
- 寸法
- -
- 製作年
- 昭和
- 所在地
- 姶良市加治木町小山田5940-1
- 所蔵者
- 龍門司焼技術保存会
- 管理者
- 龍門司焼技術保存会
- 指定年
- 平成11年12月7日
- 解説
龍門司焼技術保存会では、三彩・鮫肌・蛇蝎・流しなど多彩な伝統技術が継承されている。長年にわたり多くの人々に親しまれてきた。龍門司焼は文禄慶長の役で朝鮮から連れ帰った陶工によって加治木で開窯されたことが始まりである。その後、山元碗右衛門が現在の小山田に窯を築いた。江戸時代中期、名工芳工らの活躍によって民陶として栄え、近代に入ってからは共同経営に変化したが、のぼり窯を用いて伝統技法による製陶を継承している。 なお、昭和39年11月9日に県教育委員会から龍門司焼(三彩)は、無形文化財(工芸技術)に指定され、その技術保持者として川原軍次も指定を受けた。残念ながら軍次氏の死去(平成11年4月6日没)に伴い、県指定は平成11年5月25日に解除された。